新型Maybach S580の本体価格は約2000万円からか

・新型Maybachの価格が明らかに

2020年11月にメルセデスマイバッハは新型マイバッハSクラスを発表した。新型マイバッハは2021年1月に発売された新型Sクラス(W223)をベースに全長を180㎜延長し、内外装共に高級仕様にしたモデルだ。2021年8月にアメリカにて発売予定で本体価格は185,950ドル。日本円にして約2000万円になる。

・新型Sクラスとどう違う?

・エクステリアはSクラスと同じ?

ベースはメルセデスベンツのSクラスなのでパッと見ただけでは普通のSクラスとの見分けは少し難しい。ボンネットについたエンブレムもベンツの「スリーポインテッドスター」なので、正面からは尚更判別がしにくい… しかし、全長は180㎜拡大されているので、横から見ればやや長くなっていることがわかる。また、隅々まで見るとマイバッハのロゴがあしらわれており、フロントグリルやホイールをマイバッハ専用仕様にするなどSクラスからの差別化を図っている。

・運転席はSクラス同様に高級×ハイテク

運転席はSクラス(W223)と基本的に同じである。しかし、縦線が入ったダッシュボード(高級ヨットのデッキをイメージしてる)やメーターパネルに表示される「MayBach」の文字がマイバッハに乗っていることを感じさせる。また、センターコンソールに設けられた大画面タッチディスプレイでメルセデスの最新インフォメントシステムを操作可能だ。

・後部座席はまさにファーストクラス

この部類の超高級サルーンの購入者は運転手をつけることが多い。となると、見どころはやはり後部座席。写真は恐らくオプションのファーストクラスパッケージ(120万円くらい)を付けているが、マイバッハの後部座席は旅客機のファーストクラスに匹敵する高級感がある。ベントレーやロールスロイスももちろん高級だが、後部座席に関してはマイバッハが一番快適。後席はSクラスとの一番の違いだろう。

・2000万円は高い?

新型Sクラス(W223)のベースグレードが約1300万円で、新型マイバッハのベースグレードは約2000万円(オプション入れると2300万円くらいかな?)。これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれだが、個人的には割安であると感じる。Sクラスとほぼ同じ見た目で2000万円ならSクラスで良いのでは?と思うかもしれないが、後部座席の豪華さ・快適さを考えればこの値段は十分に納得できる。威圧的なエクステリアをご所望ならベントレーやロールスロイスが良いだろう。但し、お値段はベースグレードで3000万円超となるが。。

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