【Car news】ロールスロイス最後のV12クーペ 「レイス ブラックアロー」

  最後のV12エンジン搭載クーペ

2013年にファントムクーペの後継車として登場したロールスロイス レイス。2023年に限定版「ブラックアロー」を生産し、発売から10年の歴史にピリオドを打つこととなった。ブラックアローと呼ばれるこの特別仕様車は、V12エンジンを搭載した最後のロールスロイスクーペになる。レイスの後続車は「スペクター」と呼ばれるEV車になり、2023年下旬から発売される予定だ。

  モデルとなったのは「サンダーボルト」

この車は、2基のロールスロイス製の航空機用V-12エンジンを搭載し、1938年当時に世界最速記録(時速575km)を叩き出した8輪車「サンダーボルト」からインスピレーションを得ている。このサンダーボルトが最速記録を樹立した地であるアメリカのユタ州では、太陽の光が明るすぎることでサンダーボルトのアルミボディが太陽光を反射しすぎるため、速度を測定する装置がボディを捉えることができず、ドライバーが車の側面に大きな黒い矢印と黄色い円を描いていた。この時のカラーリングがこの限定生産の名称とデザインの着想源になったという。ボディカラーは濃いグレーだが、フロントバンパーのエアインテーク部分やグリル内からイエローのアクセントが顔を覗かせている。

  内装もパーフェクトな仕上がり

内装もブラック×イエローで統一されている。レザーシート、ステアリングホイール、ダッシュボード、ステッチにはイエローが使用されている。ヘッドレストの側面にはスタイリッシュな矢印の刺繍が施され、ダッシュボードにはサンダーボルトの最高速度が表示されたアナログ時計が設置されています。ロールスロイスの十八番であるコーチドアには、320以上の層を持つダークウッドの仕上げが施され、ソルトフラッツ(ユタ州の塩湖跡にできた平原)の荒れた表面を模したデザインとなっている。ダッシュボードには、サンダーボルトのV12エンジンの絵がアルミエッチングされたものがガラスに挟まれている。センターコンソールの下には、小さなサンダーボルトのアルミ製モデルカーがガラスの下に置かれている。ヘッドライナーには、これまでで最多の2117個の光ファイバーが埋め込まれ、夜空に浮かぶ星のごとく綺麗に光る仕様になっている。

値段は不明だが、全世界でわずか12台のみ生産される予定。すでに納入先の顧客は決まっている。

 

関連記事

  1. 【Car news】アウディ、2025年までに10車種以上のEVモデルを投入予定

  2. 【Car news】メルセデスのコンパクトEQシリーズは2年後に登場か

  3. 新型Mモデルに搭載されたMボタンは設定を自由に変更できる

  4. 【Car news】上海モーターショーに特別仕様のロールスロイスが登場

  5. メルセデス・ベンツ 遂にchatGPTを車に搭載させる

  6. JaguarがBentleyと競うため、新型EVを3台発売へ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。