【Car news】メルセデスのコンパクトEQシリーズは2年後に登場か

・続々と発表されるEQシリーズ

・メルセデスのEQシリーズとは?

EQとはメルセデスが展開している電気自動車のブランドである。メルセデス・ベンツは2022年までにEQシリーズを10車種出す予定だ。ヨーロッパでは年々排ガス規制が厳しくなる中、それぞれのメーカーが電気自動車の開発に資金を投じ始めている。アウディのe-Tronやポルシェのタイカンが有名である。

メルセデスもEQと名の付く電気自動車部門を新設し、これから電気自動車モデルを増やしていく予定だ。EQシリーズの第一弾は2019年7月に日本でも発売されたSUVタイプの電気自動車であるEQCだ。前後に搭載された2つのモーターのみで駆動し、最大出力407馬力、最大トルク76.5kgmを発揮する。EQシリーズ第二弾として日本では未発売だがVクラスの電気自動車バージョンのEQVがある。

・他のEQシリーズはもう少し先になるか?

2021年2月に直列4気筒エンジン搭載の新型Cクラスが発表されたが、コンパクトセダンやハッチバックのEQモデルを望んでいる顧客もたくさんいると思われる。しかし、メルセデスベンツの最高執行責任者であるMarkus Schafer氏は「2024年までCクラスの様なコンパクトセダンのEQ版が発売される可能性は低い」と述べている。現在、メルセデスベンツはメルセデスベンツモジュラーアーキテクチャプラットフォーム(通称MMAプラットフォーム)と呼ばれるコンパクト電気自動車専用の共通プラットフォームの開発を進めており、CクラスのEQ版はこのMMAプラットフォームを利用する可能性が高いからである。MMAプラットフォームが完成すれば、メルセデスのコンパクトEQシリーズが続々と登場するだろう。

・SクラスやEクラスのEQ版も

2019年にSクラスのEQ版であるヴィジョンEQSがフランクフルトモーターショーで発表されたが、「MMAプラットフォームを共有するEQAやEQBの後に続いてEクラスやSクラスのEQ版であるEQEやEQSが市場に導入されるだろう」とMarkus Schafer氏は語る。

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