【Car news】上海モーターショーに特別仕様のロールスロイスが登場

・今回も登場 上海仕様のロールスロイス3台

上海モーターショーの度に登場している「上海仕様のロールスロイス」。今回も前回に続き特別仕様のロールスロイスがお披露目される。今回はゴースト、カリナン、レイスの3種類の特別仕様車が公開される。どれもノーマルのロールスロイスとは一味違った内外装になっている。

・それでは3種のロールスを見ていこう

・ゴースト エクステンデット

まずはロールスロイスゴースト エクステンデット。一見するとゴーストのブラックバッチの様に見えるが、よく見るとガンメタリックとやや明るめのグレーのツートンカラーになっている。ホイールは中央以外ブッラクアウトされている。全体が暗くなりすぎない様にグリルとスピリットオブエクスタシーはシルバーになっている。エクステンデットなのでホイルーベースは拡張され、後席の足元は普通のゴーストよりも余裕がある。

続いてゴーストの内装。この特別なゴーストのコンセプトは「アーバン サンクチュアリ」である。直訳すると「都会の聖域」だ。そのコンセプトに相応しく、エクステリアはグレーが基調の重々しい感じであるが、インテリアはネイビーブルーの前席とカシミアグレーの後席で構成されている。後席中央のコンソールは寄木細工で作られ、オープンポア加工(薄い塗装で木目を残す加工)されている。後部座席はカーフレスト付きのリクライニングシートだ。

・カリナン

続いてはカリナン。エクステリアカラーは薄いライムグリーンをベースとして、フロントグリルやスピリットオブエクスタシーはブラックになっている。いかにも中東の人が好みそうなカラーリングである。横から見た時はマンソリーのカリナンかと一瞬勘違いした。

インテリアのカラーリングもエクステリア同様に薄いライムグリーンをベースにところどころブラックのアクセントが入っている。後部座席の中央にはブラウンを基調にしたこれまた独特な模様のカバーが鎮座し、中央に∞(無限?)のマークがあしらわれている。また、サイドシル(ドアを開けた時の下の部分)には「Auto China 2021」のプレートが付けられている。

・レイス

最後はロールスロイス レイス。ブルーとホワイトのツートンカラーで構成されたエクステリアは「日本」をイメージしている。ホイール、フロントグリル、スピリットオブエクスタシーはブラックに塗装されている。ロールスロイス レイスは2ドアクーペということもあり派手なカラーリングの個体も多いが、ここまで派手なカラーリングは見たことがない。個人的には結構好きなカラーリングだ。

インテリアもブルーとホワイトの二色がベースとなり、ラインやヘッドレストの刺繍などところどころに赤色のアクセントが入っている。ブルーとホワイトは空を赤は火山噴火をイメージしているらしい。ちなみにこの赤は錦鯉の赤色である。後部座席の中央は、滝をイメージした独特の刺繍がなされている。また、赤いスターライトのヘッドライナーも装備されている。この内装を見た時の第一印象は「ドラえもん…?」である。

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