【中古車】BMW M6 を買おう(E63/E64)

・BMW M6とは?

・6シリーズのハイスペックモデル

BMW M6はラグジュアリークーペBMW6シリーズをBMW Mがチューニングを加えたハイパフォーマンスモデルである。M6には専用の5.0L V10自然吸気エンジンが搭載され、507馬力のパワーを発揮する。トランスミッションには7速SMGを採用。素早くダイレクト感のあるシフトチェンジが可能だ。BMW M6(E63)は2005年~2011年にかけて発売され、今や中古相場は400万円以下とだいぶ手頃になってきた。

・M6(E63)を詳しく見ていこう

・スペック

グレード 排気量 エンジン 最高出力/最大トルク 変速機 駆動方式 燃費 新車価格
M6 4,999cc V10 DOHC 自然吸気 507PS/53.0kg・m 7速SMG FR ―km/L 約1,650万円

同じ6シリーズの650i(367馬力)よりも約140馬力アップの507馬力。トランスミッションはMモデル専用の2ペダルMTである7速SMG(シーケンシャル・マニュアル・ギアボックス)を搭載し、ハンドル裏のパドルシフトで変速が可能だ。

・エクステリア(外装)

大きさは、全長×全幅×全高=4870×1885×1370mm。ホイールベースは2780mm。へらべったくロングなボディは写真で見るより大きく感じる。流れる様なボディラインはライバル車であるAMGのCL63よりもスポーティなデザイン。垂れ目のヘッドライトが特徴的なフロントマスクは好みが分かれるだろう。リアはどことなくZ4に似ている。リアバンパーから顔を覗かせる4本のエグゾーストやカーボン製のルーフがタダの6シリーズではないことを主張している。

・インテリア(内装)

内装は現行のBMWと比較するとやや時代は感じる。まあ10年以上も前のモデルだからそこは仕方ない。いたってシンプルな内装はCL63(AMG)と比較すると高級感の面では負けるが、太いステアリングホイールやマニュアル車の様なシフトノブはまさしくスポーツカーである。ステアリングやセンターコンソールはM3やM5とほぼ同じだが、シートに座った時のゆったりとやや寝そべる様なドライビングポジションはM3やM5と異なりラグジュアリークーペであることを感じさせてくれる。ボディサイズの割に後部座席は広くない。シルエット重視のボディラインのせいで頭上にはやや圧迫感を感じるが、後部座席のシートは沈んでいるので180㎝くらいの大人は普通に乗れるので、実用性も十分に兼ね備えたクーペだ。また、2007年に一度マイナーチェンジをしている。マイチェン後のM6はスピーチコントロール(音声入力)やコンフォートアクセス(ドアに触れただけで開錠できる)、アダプティブクルーズコントロールが標準装備される。

・走行性能

このM6(E63)が発売される約一年前にBMW M5(E60)が発売されている。M5と同じエンジンを搭載したM6は、M5の見た目が変わっただけと思っていたが、それは全く違っていた。アクセルペダルを踏みこむと甲高いサウンドと共にスムーズに加速していく。ドライバーをその気にさせるエグゾーストサウンドは100点。8000回転まで回せばまさにF1サウンドである。ブレーキキング性能やコーナリング性能も文句なしで、コーナーでボディがふらつくことはなく地面に張り付いているかのように曲がる。これは軽量化と車高の低さが成せる業だろう。また、ステアリングに取り付けられたパドルを使ってのマニュアル操作はめちゃくちゃ楽しい。シフトダウンをすればバンッという激しいブリッピング音と共にエンジンブレーキが利き減速する。街乗りでは勿体ないと思わせるレベルのスポーツカーである。ここまでの実用性とスポーティさを兼ね備えた車はなかなかないだろう。しかも400万円以下で手に入るとなれば尚更欲しくなる。

・M6(E63)の維持費

・基本維持費(固定維持費)

        
名目 金額(年間維持費) 金額(月間維持費) 内訳
自動車税 88,000円 7,400円 M6:4,999cc
自動車重量税 16,400円 1,370円 2年間で32,800円
自賠責保険 15,520円 1,300円 24ヵ月契約で31,040円
印紙 1,800円 150円
車検基本料 25,000円 2,100円 2年に一度で50,000円
車検基本点検料+24ヶ月点検+代行手数料
※依頼する業者によって異なります。
合計 146,720円 12,230円

上の表はM6(E63)の基本維持費になります。基本維持費とは税金や車検代などその車を所有する以上絶対に支払わなくてはいけない費用のことです。自動車税は二年に一回(原則一括払いだが場合によっては分割も可)で5月までに支払います。また、車検も二年に一回車検代として重量税+自賠責保険+印紙代+車検基本料を支払います(車検代も分割払い可能)。車検にかかる費用の内法定費用(重量税、自賠責保険、印紙代)はどこに車検を頼んでも変わりませんが、車検基本料は車検をお願いする業者によって大きく異なってくるので気をつけましょう(正規ディーラーに頼むとかなり高額です)。

・M6(E63)の故障やメンテナンス

さて気になるM6(E63)の故障だが、やはりV10エンジンと7速SMGに関しての故障が怖い。エンジンはバルブスプリングの不具合が起きると60万円くらい必要になる。SMGもハイドロポンプが故障すると変速ができなくなり、30万円ほどの修理費が必要になる。

また、故障や事故を起こさないためには適切な頻度でのメンテナンスが必須である。M6(E63)においては、SMG(トランスミッション)のクラッチを50,000km毎に交換する必要があり費用としては20万円前後。フロントのブレーキも2〜3年毎に交換(摩耗具合による)が必要で約15万円。タイヤは20,000km毎に交換が推奨されていて4本で約16万円。その他経年劣化による部品交換は必要になってくるだろう(2〜5万円くらい)。中古のM6を買うときは、整備点検簿にしっかりと目を通し、クラッチやブレーキの残量も確認しておこう。

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